レモンの実はなるのかな【第３話】お受験するの？

な

教育に熱を入れている父さんは

最初は小学校を受験させるぞー！

なんて言っていた。

「は？」である。私立だよね・・だよね・・

どこにそんなお金があるのさ。父さん

「宝くじ当たった？」「頭打った？」と思った。

普通に考えて

小学生から私立に通わせられる家は

金持ちだよね・・・

品もよさそうだし・・

わかるよ。

質の良い教育は大切よ・・

そうか。

未来への投資は小学１年生からはじまるのか？

父さんそういうこと？

私だって金が有り余るほどあれば、そうしたいよ。

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母「すごくお金かかるんじゃない？大丈夫？」

父さん「そうだよな。でも教育は大事だよ。」

そもそも

保育園に延長保育で助けてもらいながら

ヘロヘロになるまで馬車馬のように

働いている私に

太郎くん次郎くんを

私立小学校にお受験するために使える

体力・余力は残っていない。

だがしかし

小学生のお受験をするのなら

そうも言ってられないのか？

受験するって、子供も大変だけど親も大変だな。

仕事はどうなるのだろうか？

専業主婦？

イヤイヤ無いな。生活どうするのさ。

よーく考えよ～お金は大事だよ。

情報収集だけは、無い頭でやってみた。

すると

おお～国公立校で小学部があるのだ。

私立だけしか無いと思っていた私は驚いた。

そんなのも知らないのかよ。

と思ったあなた・・・

人生、普通以下の成績で渡り歩いている

超～庶民には、小学生から受験するなんて

考えたこともなければ

友達にもそんな人は居なかった。

勉強になるわ。

子育てって

もう一度人生を振り返る期間なのかもしれない！！

現実そんなに甘くなかった。

国立の小学校には受験をする前に

抽選というのを行うのだ。

たとえどんなに、どんなに

小学校に合格するためのお受験対策をしても

強運を持つ神の子のみ！

一次選考に進めるのである。

ビックラポンだよ。

国立の小学校は神の子だけほしいのかよー。

【実際は、公平性と教育の研究を深めるため、幅広く子供を集めるために抽選を行っているのである。】

結局

家族会議（父さんと母のみだが）の結果

未来への投資は中学受験へ持ち越そうということになった。

太郎くん次郎くんはそんな家族会議があった事なんて全然しりません。

元気に家中を、破壊して遊んでおります。

保育園を無事卒園し

公立の小学校へピカピカの１年生として元気に入学したのでした。

父さんと母は

中学受験への未来への投資と課金ゲームへ参加する！？

課金は辛いな・・・課金を最小限に出来るよう、

手探りで情報を集め、そして未来の投資のための

準備金を稼ぐため働く日々がつづくのである。

追記：国立の小学校の抽選というのは、ガラガラ福引の方法と、封筒を引くという方法が実施されているようです。

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 『２月の勝者』中学受験を題材にした本です。私も読んでいます。

 つづく・・・