レモンの実はなるのかな【第5話】新聞紙
太郎くんと次郎くんは性格が全くちがう。
太郎くんはインドア派
次郎くんはアウトドア派
夏になると次郎くんは海や川やプールで遊びたくて仕方ないのだ。
しかし、それが嫌な太郎くんは行きたくないという。
どちらかと言うと、パズルやブロックで遊ぶ方が好きなのである。
母の身体は一つしかないので、どちらかに合わせるしかない。
1人の意見を聞けばもう1人はすねる・・・
どこの家族でもあるだろう問題。
母は、疲れる・・。
なのに、なぜ?
中学受験だけは、お互い一緒に頑張るというのか??
これが双子という見えない何かがあるのか?
小学校に入ってから中学受験に向けて
少しだけ親が意識し始めたのは、新聞を読むことである。
今や、東大に子供を4人合格させた佐藤ママが話していた。
新聞はすべてが教材になると。
今日の料理みたいな欄を、子供と一緒に読み実際作るのだそうだ。
すると、大さじ1杯はどれくらいかが身体で理解していくらしい。
新聞の記事で子供が知っている漢字に、〇をさせるらしい。
イガイと沢山の漢字に〇を付けていたそうだ。
新聞から漢字を学習するそうだ。
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家に新聞があり、親が新聞を読んでいると
自然と子供が興味を示すから子供達も読むようになる。
と何処かで聞いた。
確かに興味を示した!
次郎くんだ。すごいよー。次郎くん勉強に目覚めたのね!
6年生になった今でも、真っ先に次郎くんは新聞を見ている。
そう・・・・
よみうりさん家の4コマまんがは、コボちゃんなのである。
次郎くん大好きなのだ。コボちゃん
次郎くんは、隙あらばマンガを愛するマンガっ子だ。
6年生の今でも「クレヨンしんちゃん」にゲラ笑い。
その笑いが頭にくる時がある。
母のスイッチが入る。
「中学受験する気あんのか?塾行くのもただじゃねーんだよ。
受験する気が無いならやめちゃまえ~。べらんぼうめ。こんこんちき」
課金じゃんか。塾へのご奉仕・・・。
ふと我にかえる・・・
中学受験の子供に言ってはいけないワースト1の言葉だ・・・
また言ってしまった。。。
何百回目だろうww
次郎くん「あっ。すいません。勉強しまーす」だって・・
慣れている。この言葉に慣れきっている。
次郎くんの本気モードスイッチは
どこへお隠れになっているのだろうか?
偏差値37から本気モード出せば
ラサール・灘中・開成 合格してしまうのでないだろうか?!
甘い夢を見る母である。
私は、オンラインで佐藤ママの話を聞いたことがある。
パワーが半端ないっす。笑ってるけど目がいつも本気。
すごいねー。私もいつか双子を東大にかせたママなんて
言われたいです。
親もパワフルでないと中学受験での勝利は無いと確信しました。
ドラゴン桜の阿部様もおっしゃております。
「バカこそ東大へ行け」
次郎くんこそが
中学受験を勝ち抜き東大に行くのだ!
母は応援してるぞ!!
現実・・・・
せめて、5.6年推薦図書とか読んでけろ。
時間がないずらよ。次郎くん
つづく・・・
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