【第17話】夏が来る。やってくる。
予想はしていたけれど、、、。
6年生の1学期もあと1か月半程で終了し夏休みだ。
夏期講習代と夏の合宿代・・・¥¥¥
予想はしていたけれどやはり高いなぁ。高い!
朝から晩までお弁当持参で塾に缶詰になる。夏休み。
その位の値段はするだろう。
中学受験の経験がない母が、いつも感じるのは
こうして、まとまったお金を支払う時だ。
このお金があれば、生活がラクになるのにな。。
これだけの金額を塾に支払う価値が本当に
太郎くん、次郎くんにあるのだろうか?
普通にお友達と遊んで、近くの公立中学に行かせた方が
いいのではないだろうか?
お金に羽が生えて飛んで行く様にビビるのである。
元々ケチだし、貧乏性だから余計に邪念が入る。
何だか投資というより、罰ゲームの課金に感じてしょうがない。
中学受験に足を踏み入れたからには、こうなることも承知していたし
分かっていたが、やはり実際の夏期講習代+合宿代を見ると。。
邪念が頭をよぎる。
特に次郎くんは頑張っているのだが、なかなか成績が伸びないので
悪魔のささやきを、母は耳元でつぶやきたくなる衝動に駆られる。
「無理しなくていい~んだよ~~~。中学受験~~~。
辞めたら、お友達とも毎日遊べるし、ゲームもTVも沢山出来るよ~~~。」
と、中学受験に向かい頑張っているわが子になんと、怖い母親なのだろうか?
中学受験に向かい、頑張っている品行方正な家族は、私の様な
邪悪な気持ちは起きないのだろうか?
他の家族も少なからず、私の気持ちを理解してくれるのだろうか?
塾の先生は、今の偏差値は気にしなくていいと言う。
基礎固めをしっかりやれば、必ず成績につながると。
親の話をしっかりと聞いてくれる、塾の先生にはとても感謝している。
何か不安な事や、分からないことがあれば、先生に相談をし毎回丁寧に答えてくれる。
私自身では、事あるごとに連絡して申し訳ない気持ちでいたのだが、
「毎週のように挨拶がてら、ご連絡があるご家庭もあるので大丈夫ですよ」と先生。
毎週の様に連絡する家庭もあるのだ。とびっくりしたが
どのご家庭も必死なんだな。と感じた。
夏に向かい、家族で気を引き締めて頑張ろう。
現在キャリーオーバー中のロト6
6億円のチャンスは今日まで!
楽天銀行から買おうかな・・・
当たれば!パラダイスだ。
まぁ大体、本当のお金持ちや投資家はそもそも
宝くじなんか買わないらしいが。。。
楽天銀行はあらゆる口座と紐ついているので
その気になればすぐに買えてしまう。6億か・・魅力だな。
ネット銀行に生活圏を移してからは駅そばにある銀行はもう
使えない。
毎月通帳に記載していた頃が懐かしいと感じる。
父さんのボーナスと私のパート代は、子供達の未来への投資として
夏期講習代と合宿代として去っていきます。
さようなら~~何十枚の諭吉さま~。
いつか回りまわって、我が家に何十倍になって帰ってきてね。
待ってるよ~。